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新卒
2021.06.04

【23新卒向け】22卒が人事に聞く。「ぶっちゃけ、コロナ禍での就活ってどうですか?」

新型コロナウイルスによって大きく変化した2020年。様々な場面で急激にオンライン化が進んだことにより、企業側の採用や学生の就職活動にも大きな影響を与えました。

そんなコロナ禍での就活を乗り越えた「22卒内定者」の僕たちが、現在就活をしている、もしくはこれから始めるという皆さんのお役に立てればと思い、バレットグループで新卒採用を担当している「成田 麗子さん」に〈コロナによる採用の変化〉についてインタビューしました!

是非ご一読ください!

〈2022年卒内定者プロフィール〉

〈新卒採用担当者プロフィール〉

コロナによる就活の変化

佐藤>

コロナによる変化はどのようなものがありましたか?

成田>

2020年初めまでは自社のイベントや合同説明会など、すべてオフライン開催でした。そのため、オフィスの雰囲気や社員同士のコミュニケーションなど、会社のリアルな空気感を各イベントで感じてもらうことができていました。

しかし、オンライン開催ですと弊社の特徴である社員同士の横のつながりといった雰囲気が伝えづらくなったので、オンライン・オフラインの見せ方の違いに苦労しました。

佐藤>

私たち、22卒就活生も説明会参加から選考の途中までオンラインでしたが、1DAYインターンの時に初めてオフラインで参加して、バレットグループの強みである横のつながりや人の良さを強く感じることができました。

成田>

学生さんも画面越しでの面談や自己アピールに最初は戸惑っていたのではないでしょうか?

直接会うのと、ネットを介してのコミュニケーションでは緊張感が違いますよね。

それは採用担当も一緒です。

なので、話すときの目線や表情など細かいところまで気を配って、お互いにオンラインでもしっかりと会話できる環境づくりをすることが大事だと感じています。

佐藤>

目線や表情、オンラインではより気をつけなければいけないということですね!

評価の変化

佐藤>

オンラインとオフラインで選考における評価に変化はありましたか?

成田>

評価にあたり、基本的にチェックするポイントは変わりません。

ただ、コロナウイルスが流行する前はイベント後に毎回懇親会を実施していたこともあり、学生さんと過ごせる時間がトータルで5時間くらいあったんです。それがオンラインですと、学生さんと過ごせるのも1~2時間と少なくなってしまったので、短い時間の中で見ていかなければならなくなりましたね。

佐藤>

そうなんですね!

ちなみに、基本的なところというのは具体的にはどのようなところでしょうか?

成田>

そうですね、説明会の参加姿勢や発言の内容はもちろんですが、説明会前後や休憩中の過ごし方(周りとコミュニケーションがとれているか、つまらなそうにしていないか)なども見ています。

フリータイムでは「見られていない」という感覚になるかもしれませんが、実際のところ採用担当はそういった時間もしっかりと学生さんをチェックしています。

佐藤>

気をつけていたけれど…やはり休憩時間もチェックさせているんですね!

ちなみに、イベントの何分前に入室しているといいでしょうか?

成田>

5分前に入室してくださると、オフライン・オンラインどちらにおいても良い印象をうけますね。

イベント担当者とのアイスブレイクが設けられている場合もあるので、学生さんには5分前から参加することをおすすめします。

早く入って担当者がいなくても学生さん同士でお話するのもいいでしょう。

日吉>

オンラインで印象に残った学生さんはどのような方でしたか?

成田>

これはオンライン・オフラインでも共通することですが、ちゃんと話を聞くなど基本的なことができていて、なおかつ「対応力がある」子ですね。

例えば、会話の中で気の利いた質問ができる、求めていることを聞いてくれる、「この子のここを知りたいな」というところを本人から話してくれるなど、その場の空気を読んで対応できる学生さんに目がいきます。

質問の内容によって、会社のことをどれくらい調べて来てくれたのかが分かるので、質問力も同じように重要です。

日吉>

私たちも、採用インターンをしていて「質問力」はとても大事だなと日々感じております。

では次に、オンライン説明会で気をつけたほうがいいことはありますか?

成田>

実際にあったことですが、他社の説明会を同時に受けていてその音が入ってしまった学生さんや、選考で「今日のグループディスカッション最悪だったよー」とミュートにするのを忘れて感想が漏れちゃったり、ご家族との話声が入ってしまった方が今までに何名かいらっしゃいました。

日吉>

そんなことがあったのですね!

成田>

でもそういったミスで「この方お見送りです」とはならないんです。誰でも失敗はありますので「その後どう対応するか」が重要になります。

例えば、同時に説明会を受けていた学生さんの例で言うと、その後の選考で「実は他の企業様と時間が被ってしまいました。申し訳ありません。ですが双方のお話を伺った結果、バレットグループさんでしたら自分のやりたいことを実現できると感じました。」

といったアピールがあると逆に評価につながります。

佐藤>

ミスをしてもその後に素直で誠実な対応ができることが大切なんですね!

22卒内定者が選ばれた理由

佐藤>

ぶっちゃけ聞いてしまうのですが、私たち(22卒内定者)がバレットグループに選ばれた理由は何だったのでしょうか?

成田>

バレットの採用基準に「素直さ・自走力・胆力」があります。

それに加えて、理解力が高く想像力を働かせることができることが共通点でした。

例えば、「明日〜がある」と言われたときに、「これを持っていかなきゃいけない」「これをやっておいた方がいいかも」という想像が働くかと思います。事前準備なしに参加してしまうと、うまく質問に答えられなかったり、自分の求めていた情報が得られなかったりすると思うのです。

皆さんはそういった事前準備ができていましたし、価値ある情報を聞きに来ました!という姿勢が強く感じられました!

日吉>

そうですね。私たちもバレットグループをもっともっと深く知りたいという気持ちの一心で取り組んでいました!!

成田>

選考を進めていく中で、ありがたいことに「バレットのことがすごい好きです」と言ってくれる学生さんもいらっしゃいます。今後の就活をより良いものにしてほしいという想いで、アドバイスとしてその方に厳しめなフィードバックをすることもあります。

そんな時、厳しいことを言われても、素直に受け入れて改善していこうと努力していたのが皆さんでした。この子達は素直で柔軟性もあるんだなと感動したんですよ。

日吉>

ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!!

思考と行動のバランスもそうですが、マインド面もとても細かく見られていたんですね。

人事から就活生へのアドバイス

佐藤>

ここまでは「今までの」オンライン就活の話をしてきました。

それらを踏まえた上で、「これから」オンラインで就活をする皆さんへのアドバイスをお願いします!

成田>

皆さん心得ているとは思いますが、改めて自己アピールをいっぱいしてください!

採用担当としては参加者全員の顔と特徴をできるだけ把握してお話したいのですが、何人ものお顔が小さく映るオンライン上では全員をしっかりと覚えることは難しいです。それに加え自己紹介が「〜大学の〜です。趣味は〜です。」と、ありきたりのものではより印象に残りません。

自分の強みや最近起きた面白いことなど、他とは違う話題を意識してインパクトを与える=爪痕を残すことを心掛けましょう。

そしてもう一点!「入と出」も忘れてはいけません。

オフラインでの説明会や面接の場合、実際に企業の方と会う緊張感で、入室から退室まで自然と気をつけることができていたと思います。オンラインでも同じくらい気にして欲しい部分なのです。採用担当は最初から最後までしっかりと学生さんを見ているので、入室をしたら、自分から画面と音声をオンにして「今日はよろしくお願いします。」と挨拶をし、退出するときは一番最初に「ありがとうございました。」と感謝できると良い印象を残せると思います。

佐藤>

「誰かが言った後に自分も言う」ではなく「一番最初に言う」と印象も大きく変わってくるのですね!

成田>

その通りです。こういったところで積極性もアピールしちゃいましょう!

就活生へのメッセージ

佐藤>

最後に、就活生へメッセージをお願いします。

成田>

去年からオンラインで選考を進める企業様がほとんどですが、状況が緩和されたらまたオフラインも増えてくるでしょう。

今は学生さんにどっちがいいか選択してもらう会社様も多いです。

バレットでも基本的には学生さんの希望を伺っております。

ここで学生さんにお伝えしたいのは、どんな場面でもしっかり対応できるように事前準備を怠らないでください!ということです。そして「なぜこの会社のイベントに参加するのか」、その理由や目的を定めた上で説明会や選考に臨んでください。

そうすることで、オンライン・オフラインでも企業の目に留まるような対応や発言ができるようになり、ご自身の満足度も高くなると思います。

最後まで妥協せずに走り抜いて、納得のいく就活をしてください。応援しております!


以上、新卒採用担当「成田さん」へのインタビューの様子でした!

いかがでしたでしょうか?

コロナ禍で実際に採用活動を行っていた人事の言葉には、やはり説得力がありますよね。

「オンラインでも自分をアピールすること」、実際にコロナ禍で就活をしてきた僕も非常に悩みました。ですが、これができるかできないかで結果は大きく変わると思います!

皆さんもぜひ、今回の記事を参考にして就活を乗り越えていってください!

ライター:22卒内定者 臼井

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