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新卒
2024.10.07

地元にUターンし「大阪ラボ立ち上げ」を実現したPMにインタビュー

2023年5月、バレットグループの地方拠点4拠点目、開発ラボとしては2拠点目となる「大阪ラボ COCODEMO梅田」が開設されました。その立ち上げを担ったのは、2018年に新卒で入社した諫山さん。

エンジニアとして3年ほど開発経験を積んだ後、プロジェクトマネジャー(以下「PM」)として活躍する諫山さんの「いつか仕事を通して地元に貢献したい」という目標がどのようにして実現されたのか?
大阪ラボでの働き方やジュニアPMの役割などについても、根掘り葉掘り聞いてみました!

エンジニアとしてのキャリア形成を考えている方や、PMを目指している方も是非最後までご覧ください!


2018年度新卒入社

諫山 七海

システムデベロップメントカンパニー
ICTソリューションDiv.

エンジニア新卒1期生として入社。入社後、研修期間を経て大手通信会社に常駐勤務。業務効率化システムの開発業務に従事しながら、新卒採用イベントの企画・運営にも携わり採用活動にも注力。常駐先にてWeb開発を3年経験した後、本社現場にて自社開発製品のPMを担当。
現在は大阪ラボにてジュニアPMとしてチームをまとめ上げながら、複数のプロジェクトマネジメントを行う。

「地元大阪に貢献したい」を叶えるまで

大阪ラボ開設に関わることになった経緯を教えて下さい。

エンジニアのリモートワーク化が進む中で、大阪拠点を立ち上げたいという話は以前から社内でも出ていました。

バレットグループには、エンジニアやデザイナーが集まる開発拠点「広島ラボCOCODEMO江田島」がすでに存在しており、ITを用いた事業・システム開発はもちろん、教育プロジェクトを通じて地域創生にも取り組んでいます。大阪拠点が広島ラボのように機能していくことで関西エリアでの事業展開にも繋がると思い、参画したいと考えていました。

そんな中、大阪在住のPM 米田さんが入社されたことで「大阪拠点を立ち上げる」ということに現実味が出てきたため、そのチャンスを逃さず上司に掛け合い、大阪拠点立ち上げを任せていただいたという流れです。

【広島ラボCOCODEMO江田島】
2021年3月開設。主に、研究開発・IT教育プロジェクトに取り組み、ワ―ケーション拠点としても活用されている。
広島ラボホームページはこちら

いつ頃から大阪拠点開設を目標にしていたのですか?

大阪出身ということもあり、入社当時から「いつか仕事で地元に貢献したい」という気持ちがありました。しかし、当時は具体的な案もなかったですし、SESとして働いていたこともあったので、すぐに社内へ働きかけることはできませんでした。

しばらくしてから自社開発のPMを任されるようになり、経験値やスキルを身につけたことで自信がつき、リモート業務も定着したことで大阪に帰っても同じように働けるのではないかと考えるようになりました。2年ほど自社開発に携わって自分なりにプロジェクトを回し余裕を持てるようになったので、昨年、入社当時からの目標だった拠点立ち上げに手を挙げました。

また、今まではどうしても大阪がいいという思いではなかったのですが、昨年プライベートでも結婚という変化があったので、今後のキャリアプランや両親とのつながりを考えて大阪に戻ることを視野に入れました。

米田さんの入社や様々な条件が重なり、ラボ立ち上げの話が走り出していた時期に参画できたのでタイミングにも恵まれたと思います。

地方拠点は次世代の選択肢を広げるきっかけになる

地方拠点ではどのような働き方をされていますか?

基本的にはリモートワークですが、週一くらいのペースで大阪ラボがあるワークスペースへ出社しています。

打ち合わせなどは対面の方がスムーズなときもあるので、プロジェクトの進捗状況によっては出社頻度を増やしたり、米田さんと出社を合わせたりします。都内にいるときからリモートワークだったので、大阪に戻ってからもメンバーとのやり取りや働き方において変化はほとんどありません。

ただ2ヶ月に1回、本社を中心に開催されている帰社会には今までみたいに現地に赴くことが難しくなったので、オンラインで参加するようになりました。画面越しの参加で物理的な距離を少し感じることもありますが、もう一人のラボメンバーである米田さんが一緒なので2人で参加して楽しんでいます。

COCODEMO梅田をどんなラボにしていきたいですか?

バレットグループ全体でも関西出身のメンバーが多いので、もし「地元に帰りたい」と考える社員がいたときにその選択肢を持てるきっかけになりたいと思っています。

私みたいにライフステージなどに変化があったとき、「地元に帰ってもバレットグループで働ける」と思えることで、これからのキャリアプランも前向きに考えられると思うのです。

そして、今後入社するエンジニアや社員のためにも今は環境を整えていきたいです。
広島ラボのようにリモートでの働き方も取り入れつつ、オフラインの温度も感じられるハイブリッドな働き方を叶える一環として、大阪ラボも発展させていければと思っています。


自分の成長が次世代のロールモデルに

PMになった経緯を教えてください。

コーディングは嫌いではなかったのですが、元々なんでも主体的にやりたいという気持ちがあったので、プロジェクトの立ち上げやその目的や意義を考えるという点から携わりたいと思っていました。なので、エンジニアとして常駐先で経験を積むだけでなく上流工程に携わりながら、いつかは社内に戻ってPMとして経験を積むというキャリア形成を図っていました。

常々キャリア相談でPMの話を上長にしていたので、ポストが空いた際に声がかかって挑戦することができました。

実際、PMとしてどんな業務をしていますか?

システムの設計からリリースまでを一貫して管理し、マネジメントするのが大きな役割になります。1つのプロジェクトを動かすのに顧客と要件を詰めて開発メンバーとすり合わせをし、開発設計をタスクレベルまで落とし込んで進捗管理を行います。

私のチームは主に自社開発のトラッキングシステムの運用と開発を行っています。5名のエンジニアがチームにいるので、メンバー達とのコミュニケーションも大切にしています。

他のPMとの関わりはありますか?

毎週ジュニアPM会があり、若手のPMが集まって情報交換や相談などをしてます。

それぞれ担っているプロジェクトの特徴が違うので、足並みを揃えるというよりは共通の悩みや課題に対して共有し合う場となっています。意見交換をしたり、マネジメントにおける相談をし合ったりと、PMの中でも若手のメンバーで切磋琢磨しています。

今後の目標を教えてください。

自分自身の目標としては、PM経験も4年目なのでもっと質を上げる取り組みをしつつ、後継者の育成にも力を入れていきたいと思っています。今の自分の業務を託せるメンバーを育てて、さらに視野を広げたポジションに挑戦したいです。

また、今の案件は運用に近いので今後は新しく企画開発をするプロジェクトや、顧客に寄り添うコンサルに近い案件を担当して成長につなげていきたいと思います。

大阪ラボ全体としては、エンジニアを増やして事業を軌道に乗せていくことが目標です。広島ラボのようにPMとエンジニアの双方が在籍していて、大阪ラボだけでプロジェクトを運用できる段階に持っていきたいと思っています。

自社開発のトラッキングシステムを軸にしつつ、時代の需要に合わせて新規事業の立ち上げにも挑戦してみたいですね。


見ている人へメッセージ「今のうちに積めるだけの知識と経験を」

エンジニアやPMに興味がある方へメッセージをお願いいたします!

今までの経験を通して思うのは、開発経験があるに越したことはないということです。

PMは開発経験がなくてもなれますが、知識があった方が“より正確”なプロジェクトマネジメントが可能になります。特にエンジニアを経てPMを目指したい方は、エンジニアの基礎をしっかり勉強して、自分のものにしてから挑戦するのが良いと思います。

そして、エンジニアとして経験を積みながらも、こういうPMになりたいというロールモデルを見つけていくことが成長の近道にもなると思うので、是非自分の目標となる人を見つけてみてください!

学生さんでエンジニアに興味がある、もしくは目指しているという方は、今できる自己学習やアプリ開発などの実践経験をいっぱい積んでおくといいと思います。知識と経験はしっかり自分の財産になりますし、入社後も有利になるので!

今回私がラボ立ち上げに参画できたのは、今までずっと声を上げていたからという面もありますが、チャンスが来るまで下準備ができたことも大きいと思っています。これまで積み上げた努力や下準備が新しいことに挑戦する際の支えになると思うので、目指したいことがある方は今できることや学んでいることに全力で取り組みましょう!


皆さんいかがでしたでしょうか。

入社当時からの目標を叶えた諫山さんの行動力は学ぶことが多いですね。
バレットグループは社員の「会社の為に何かしたい、貢献したい」という想いを大切にしています。
手を上げた人に挑戦機会を与え、成長の後押しをします。

少しでもバレットグループという会社やそこで働く社員が気になった方は話を聞きに来てください!


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